2016年3月、当時36歳の妻が脳出血を発症しました。
一命はとりとめたものの、右半身の麻痺、高次脳機能障害、失語症などの後遺症が残り、日常生活全般において全面的な介助が必要な状態となり、リハビリに取り組む毎日が始まりました。
医療関連のジャーナリストだった妻が、自分自身で取り組んでいる脳出血からの回復という貴重な体験を、本来であれば自分で世の中に発信したいはずですが、それもできない状態です。
それならば、夫である私がその役割を果たそう!と思い、ブログを開設するに至りました。
脳出血の発症から回復期リハビリ、その後の維持期リハビリにおいて、どのように機能回復していったかの体験談をブログ形式で発信したいと思います。
日本の脳卒中患者は年間30万人に及び、そのうち半分以上が死亡や要介護状態になると言われております。突然やってくる病気に対して、十分な知識なく対応する場合が多いと思いますので、同じ境遇にいる方にとって、少しでも参考になればと願っております。
※筆者は医療関係者ではありませんので、あくまでも患者と家族視点の情報である点はご了承ください。
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- 発症からの経緯(2016/3~7)