『食べる』編①(半年間の絶食状態)

胃瘻のススメ(2016/11)

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2016年 7月に回復期リハビリ病院に転院して4ヶ月が経過した11月下旬に医師面談があり、回復期リハビリの期限が迫っているので、この後はどうしますかという話が出る。リハビリ開始からあっという間に退院先の決定を迫られる時期に来ました。

このときの体の状態は以下の通りです。
(「→」は入院時から改善した点)
・右半身、左足は動かない。左手は少し動かせる
 →左手はスムーズに動くように改善。
・体の各関節は固くなっていて曲がりにくい
 →リクライニング車椅子に座っていられるように改善。

(入院時から変わらなかった点)
・体幹を動かすことができないのでベッド上で寝たきり。自力で寝返りはできない
・失語症で言葉を発することはできない
・栄養や水分は鼻からチューブで胃へ直接送り込んでいる
・意識障害があり、目をつぶって眠ってしまうことがよくある
・高次脳機能障害あり。話しかけた内容をどこまで理解しているかは不明
・気管切開をしたので喉に穴が開いている

理学療法の効果で関節は曲がるようになったので車いす(リクライニングできるタイプ)に座ることができるようになりましたが、それ以外は入院時と比較して見た目に大きな変化はない状態でした。

この状態でどんな選択肢があるのでしょうか?と聞いたところ、療養型病院か自宅かの選択となるが、療養型病院だと胃ろうを造らないと受入先が無いとの話を聞く。出ました、いわゆる『胃ろうのススメ』です。
食べる訓練には人手がかかります。病院で一人の食事に看護師がつきっきりで面倒を見るなんてありえません。また誤嚥により肺炎や死亡のリスクも伴います。そんなに人件費をかけて、リスクの高い仕事を受け入れることはできないということは病院側の立場で考えると普通かなと思います。

でも、家族の立場からするとそんなの関係ありません。大事な家族です。少しでも食べられるように訓練をしたいものです。
食べる訓練に関しては、10月の嚥下造影検査までは食べ物を実際に食べる訓練ができなくて、その後1ヶ月ちょっと経過した頃に、これ以上食べる訓練はできないから胃に直接栄養を入れられるように胃ろうを作りましょう、という話で、家族としては食べる訓練がほとんどできなかったじゃないか!と思うところはありますが、もっと食べる訓練をしたいという思いで転院先を探しました。

結果的に食べる訓練をさせていただける病院に転院することができました。
12月8日、転院しました。

 

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