『食べる』編①(半年間の絶食状態)

経鼻栄養のみの半年間(2016/3~9)

更新日:

脳出血を発症した2016年3月中旬から、落ち着いてリハビリできるようになった9月中旬までの約半年間、主な栄養は鼻から胃へ通したチューブで液体栄養を送り込む経鼻栄養のみでした。急性期病院ではベッド上で安静にしている必要があったのと、医療に関する知識のない家族は病院の指示に従うよりほかにどうすることもできないので、そういうものだと思って過ごしていました。

回復期リハビリ病院で食べる訓練を開始しましたが、本人の意識レベルが低い(少し疲れると目を閉じて眠ってしまう)状態だったため、なかなか思うように訓練ができない毎日が続きました。それでも毎日の食べるリハビリを見ていると、家族としては少しでも口から食べられるようになってほしいと願うようになりました。

ところが、食べるリハビリは思うように進みません。
失語症と意識障害のため本人は適切な意思表示をすることができません。
唯一うなずくことはできましたが、言語聴覚士さんの質問内容を理解してうなずいているわけではなく、ただ相手の言葉に反射的にうなずいているのみで、何かを問いかけると必ず首を縦に振る状態です。
意識レベルのよっては話しかけても全く反応がないこともありました。
この状態で食べるリハビリを行うのは難しくて、本人の反応が全くないと「今日は疲れているようですからリハビリは控えましょうか」とリハビリを中断されてしまったり、言語聴覚士さんが「今日はお疲れですか?」と質問すると、本人は首を縦に振ってしまうので、それなら食べる練習は止めておきましょうか、ということになってしまったり。
リハビリには必ず家族が立ち会うようにしていましたが、やはり本人の状態次第で練習できたりできなかったり。

食べる訓練をしたいけれど思うように進まない状態で、発症から半年間、経鼻栄養のみで過ごしました。

9月頃、娘とじゃんけんできるようになりました。負けず嫌いな母。

 

次のページへ
嚥下造影検査(2016/8~10)
目次へ戻る
目次
前のページへ
発症からの経緯(2016/3~7)

 

Copyright© 864053.com , 2020 All Rights Reserved