この話題は妻に無断でどこまで事実を書いてよいものか悩ましいところではありますが、苦労するポイントなのであえて書きます。笑
ベッド上で寝たきりだったり、栄養が鼻からの経鼻栄養のみだったり、普通にご飯を食べられない状況だと、人間の体重はあっという間に減っていきます。
元気なころは40kg台半ばだった体重は、病気を発症してベッドで寝たきりの毎日になると、40kg前後で推移していました。
自宅に帰って毎日口から食べることで体重はキープできていましたが、前回の話題(異変!飲み込めない(2018/5))で書いた通り、一時的に食べられなくなると、あっという間に体重が減っていきます。
自宅に帰ってからもときどき測定したのですが、体が麻痺で動かず、ベッド上で寝たきりの妻の体重を測る方法をご紹介します。
病院なら、車いすに乗った状態で大きな体重計に乗って重さを測り、その後に車いすのみの重さを測って引き算すると本人の体重がわかります。
でも、普通の家庭にはそんな装置はないわけです。
じゃあどうやって測定するかと言うと、まずはベッドの横に家庭用の体重計を置いて電源を入れます。次にベッドに寝ている妻を抱えて体重計に乗ります。お姫さま抱っこをして体重計に乗ると腕がプルプルするので、体重計の値は揺れ動きます。笑
そこを頑張ってしばらくピタッと止まって我慢すると、体重計がピッ!と鳴って体重が確定します。その後、私のみの体重を計って引き算すると妻の体重がわかります。
4月中旬に40kg程だった体重は、6月末時点では40kg台半ばになったので、食事をよく食べられるようになった証拠だと安心することができました。
- 次のページへ
- 初夏の水分コントロール(2018/6)
- 目次へ戻る
- 目次
- 前のページへ
- 異変!飲み込めない(2018/5)