世間を騒がすコロナウィルスですが、最近特に気になるニュースがあります。
介護施設で集団感染が発生し多数の方が亡くなったというニュースです。
海外の話ではありますが、いずれ日本にもそんな状況が来るかもしれません。
いや、既に来ているかもしれません。
介護施設は、新型コロナウイルス感染症の重症化・死亡リスクが最も高い人々が集まる場所で、おまけにスタッフも慢性的な人手不足の環境なので、入所者が感染すると感染拡大を防ぐ手立てがなかったり、スタッフが感染すると入所者のケアが十分にできなくなったり、あっという間に破綻することが容易に想像できます。
我が家の状況もそれと似ていて、妻の介護と育児を担う義母と私が、例えばどちらも感染して入院するような事態になったら、妻と子供の面倒を見る人がいなくなってしまう。
もっと困る状況は、妻が感染して入院するような事態になった場合です。
妻は、麻痺で体が動かず、失語症で言葉が話せず、食事も一人では食べられない状態なので、入院が必要となると、隔離されて家族が手伝いに行くこともできず、きっとベッドで寝たきりの状態で毎日過ごすことになります。
食事も一人では難しいので経管栄養に逆戻り。体も一人では動かせないので、関節が固まって棒のような体に逆戻り。2016年7月、脳出血発症から4ヶ月経って回復期リハビリ病院に転院した頃の状態に戻ってしまいます。
それでも回復すればよいですが、言葉が話せないと自分の症状を伝えることができないので、気付いてもらえなければ命を落とすリスクもあります。
望ましいシナリオとしては、妻も感染したけど軽い症状で治まって免疫を獲得するか、コロナウィルスに有効な薬が開発された後に感染するかのどちらかです。
やはり今、家族の誰かが感染することは避けたいので、感染リスクのある場所には行かない、手洗いの徹底、栄養と睡眠をしっかりとって免疫力UPに努める等、できることをしっかりやろうと思います。
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