2017年6月30日に自宅に帰り、2週間が経ちました。
自宅では、ヘルパーさん、訪問看護師、訪問診療のドクターなど、様々な方に入れ代わり立ち代わり面倒を見ていただくので、全員で情報を共有できるように介護日誌を用意して、それに1日の様子を記載していました。
今、改めてその介護日誌を読み返していくと、自宅に戻って3週目に入って以降、「食事の際に自分でスプーンを持って食べた」という記載が何度か出てくるようになりました。
病院に入院していた頃や自宅に帰った直後は、食事の時間は疲れたように目を閉じていたりして、介助者がスプーンを持って妻に『食べさせる』場合が多かったですが、 3週目に入ると自分で食べようとする意欲が出てきたように感じます。
以下、7月18日の夕食の映像です。
メニューは、パスタにトマトと帆立のソースをかけたミキサー食(母の力作)です。
妻の好きなパスタであることや、病院の食事では出てこないような彩り鮮やかなご飯だったので、視覚、嗅覚を刺激したのか、自分で食べようという気持ちが湧いたのかもしれません。
リハビリは本人が自分で取り組まなければ効果が出ないものなので、自分で食べたい!という意欲が出てきたということは良い傾向です。このように本人のやる気を引き出せるところが、病院ではなくて自宅で生活することのメリットなんだと思います。
- 次のページへ
- パウチで栄養も取れるか(2017/8)
- 目次へ戻る
- 目次
- 前のページへ
- 水分が足りない(2017/7)