『食べる』編②(口から食べる訓練)

次の病院どうする?(2017/1)

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2017年1月に嚥下内視鏡検査を行った結果、誤嚥の心配がないことが確認できました。そして、この病院には嚥下機能の評価のために入院しており、その目的が果たされたため、次の病院についてどうしましょうかという話が始まりました。

家族としては、身体機能や食べることに関するリハビリを継続できる病院があればそこへ行きたいというのが希望ですが、2回目の脳出血の発症(2016年5月)から既に8カ月経過した状況では、残念ながら回復期リハビリ病院と同程度のリハビリを受けられる病院はありませんでした。

次の選択肢としては、療養型病院か在宅療養かになります。
療養型病院とは、重度の要介護者に対して医療とリハビリを提供する施設です。選択肢としては現実的ではあるのですが、以下の点がデメリットだと考えました。

①リハビリの量が少ない
リハビリの量としてはこれまでと比較して少なくなるので、必然的にベッド上で寝ているだけの時間が増えることになります。脳への刺激が少ない毎日を過ごすことになるので、回復は見込めないと思われる。

②家族の負担が大きい
これまで、妻の入院中には義母が病院の近くに部屋を借りて住み、食事などの世話をしてきました。
本人が失語症で会話ができないのと、頷く反応はできるけれど聞かれた言葉の意味を理解して頷いているかは不明な状態なので、病院のスタッフさんとのコミュニケーションが取れません。この状態で一人で入院すると、看護師さんにやってほしいことのお願いもできず放置状態となってしまう可能性があります。
したがって、入院が継続するということは義母が世話をし続ける必要があり、終わりの見えない入院生活を続けることは家族の負担が大きいです。

③子供に会える時間が少ない
妻が入院中は、定期的に子供を病院に連れて行くことにしていました。
回復期リハビリ病院は自宅から電車とバスを乗り継いで50分程度の距離で、月に2~3回くらいの頻度でママに会いに行きました。次の病院は少し遠くて、車で1時間20分程度かかりましたので、月に1~2回くらいの頻度でした。
病院に入院しているとその程度の頻度でしか会えないので、この状態が続くのは家族がばらばらで寂しいと思いました。

かといってすぐに在宅療養できるかというと、その時点の妻の食べる力だと自宅で専用のミキサー食を用意する必要がある点や、食事の介助はテクニックが必要なので義母しかできない点など、なかなか難しいのが現実です。
とはいえ、私個人としてはどこかの病院に入院するのではなく、私と子供たちと一緒に自宅で過ごしたいという思いがありましたので、将来的には在宅療養することを目標にその準備を支援してくれる病院を探すことにしました。

病院のソーシャルワーカーさんにご協力いただいて、候補となる病院のピックアップと受入可能かどうかの確認をお願いしました。その結果、自宅近くにある維持期リハビリ病床を持つクリニックより受入OKの連絡をいただいたので、見学、面談を行い、その病院にお願いすることに決めました(2017年2月8日)。

無事に転院先は決まりましたが、転院日はベッドの空き状況次第ということで、本人は引き続きリハビリの毎日です。
義母は転院日がいつになるのかそわそわする毎日が始まりました。

友人にもらった花で生け花する様子

 

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